みどころ
2016〜2017年にかけて紙単衣が制作し、京都や長野で発表したオリジナル水引作品を一挙にご覧いただけます。
2016年 飯田水引協同組合賞受賞『酔芙蓉』
「水引とフラワーデザインのコラボレーション」がテーマの第2回飯田水引コンテストで、アクセサリー作家suifuyouとの共同作品が飯田水引協同組合賞を受賞。
2017年 夏 京都府で初個展を開催
京都府宇治田原町にあるお寺"正寿院"で『夏を感じる水引アート展』を開催。「京都のお茶」「日本の涼」を表現した作品を発表。3ヶ月で約2万人が鑑賞。
instagramやワークショップで紹介している遊び心に飛んだ水引作品も会場に並びます。
紙単衣の遊戯水引展 2018 特別グッズ 販売
本展の開催記念特別グッズを販売いたします。個数に限りがありますのでお早めに！
ポチの袋
紙単衣オリジナル 御年賀セット
2018年の干支『戌』を水引で結んだポチブローチと御年賀クッキーのセット袋です。6色の中からお好みのポチをお選びください。
花と水引のヘアコーム 大・小
suifuyou × 紙単衣 コラボレーション アクセサリー
水引の松結びを覆うように複数種のアーティフィシャルフラワーをあしらった洋装にも和装にも合わせられる華やかなヘアコームです。
花と水引のかんざし
suifuyou × 紙単衣 コラボレーション アクセサリー
水引の玉結びと歩くたびに揺れるアーティフィシャルフラワーがかわいいかんざしです。すべて手作りで違う花をつけています。
スパイラル水引 ブレスレット
スパイラル水引 アクセサリー
細身のラインの中にスパイラル水引ならではの多色使いと立体感をお楽しみいただけます。男性も使用できます。
スパイラル水引 ネックレス
スパイラル水引 アクセサリー
6本縒りのスパイラル水引を稲穂結びにしたネックレスです。上品な光沢でエレガントな首元に。ホック式の留め具で着脱も楽々。軽いつけ心地。
スパイラル水引 ピアス
スパイラル水引 アクセサリー
大きなリングが印象的なピアスです。ゴールドの輝きが大人な雰囲気に。ゴールド×白、ゴールド×黒の2色。軽いつけ心地。
スパイラル水引 キーホルダー/ストラップ
スパイラル水引アクセサリー
キーホルダーは6本縒りのスパイラル水引の淡路結び。ストラップは3本縒りのスパイラル水引の菜の花結び。
ワークショップ
好きな色の水引を貼り合わせて、オリジナルの水引ブローチを作りましょう♪
オリジナル水引ブローチを作ろう！
参加費：500円
事前申込不要。小さなお子さまも簡単に作ることができます。
※随時開催しますが、材料がなくなり次第終了します。
ごあいさつ
このたびは、「紙単衣の遊戯水引展 2018 ~ 結んで ひらいて ときめいて ~」特設サイトをご覧いただきありがとうございます。
ところで、「水引（みずひき）」って何か知っていますか？
ご祝儀袋や結納品に使われる、こより状の和紙に色染めや極細の繊維を巻きつけた紙紐のことです。結び細工で祝いや感謝、想いを伝え、さまざまな形を表現できます。私の生まれ故郷である長野県飯田市は、日本一の水引の生産地で、農家の副業やおばあちゃんたちの内職仕事として、昔から地域で親しまれてきました。しかし、近年は儀式の簡略化や、人口減少によって、水引の使い道が危ぶまれています。
展示のタイトルにつけた「遊戯水引」は、従来使われる儀礼的な場面から水引を解放し、「きれい、かわいい、面白い」などのときめきを大切にしながら、私自身が日常的に楽しく遊ぶように創作している紙単衣の水引を「遊戯」と名付けてみました。伝統紙素材そのものの美しさや平面も立体も作れる表現の多様性にぜひ注目してご鑑賞ください。
水引は、人・こころ・ご縁を結ぶと言われています。
私が大人になって水引をはじめるきっかけとなったこの場所で、個展を開催できることを大変光栄に思います。
本展にご来場のみなさまにも、水引とのよき出会い、ときめく瞬間が訪れましたらとてもうれしいです。
ー 飛鳥時代からはじまった水引文化が、これからもずっと続いていくことを願って ー
西荻ペーパートライメンバー/紙単衣主宰・水引デザイナー 小松 慶子
小松 慶子 - Keiko Komatsu -
水引デザイナー
水引の郷 長野県飯田市生まれ。東京都在住。小学5年生の夏休みに自由研究で『飯田水引』を調べたことが「水引」との出会い。2015年 オリジナルブランド" 紙単衣 - kamihitoe - " をスタート。東京都内でワークショップを多数開催するほか、京都府の正寿院では紙単衣 - kamihitoe - ブランドによる『水引猪目（ハート）お守り』、『水引ゆびわ』を授与している。2016年 第2回飯田水引コンテスト『飯田水引協同組合賞』受賞。2017年 京都府で『夏を感じる水引アート展』開催、長野県飯田市でスパイラル水引開発プロジェクトに参加。
紙単衣 - kamihitoe -
水引アクセサリーと雑貨のお店
水引デザイナー小松慶子が主宰するオリジナルブランド。こより状の和紙に薄紙や極細の繊維を巻きつけて作られた水引の美しい姿が、まるで「紙が単衣をまとっている」ことから、" 紙単衣 - kamihitoe -" と名付ける。
水引を身近に感じられる創作結びのデザインや、異分野の専門家との共同ワークショップ開催を通じて、水引の可能性を探求している。写真特化型SNS「instagram」のアカウント@kamihitoe_mizuhiki が人気。オーダーメイドや出張ワークショップも受け付けている。
